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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2000/07/19(水) NO.58号 

外交部会デビュー戦はまずまず?

 朝8時より、初の外交部会を部会長として開催。本来は28日に第一回を開催するよう自民党事務局に指示されていたが、亀井政調会長が望むように、平成13年度の概算要求をできるだけ部会主導で作成できるようにと自分で判断し、前倒し開催。
 河野太郎代議士より、「援助等の外交関連予算の中で意味のない案件は厳しく精査し、総枠でも絞り込むように」と明快な主張。その一方で衛藤征士郎代議士は「サミット年の援助予算は増やすべき」とやや強引な主張。割って入った鈴木宗男代議士は「感謝もしない国に援助は不要。意味のない、無駄な援助は切るべきで、重点配分だ」と筋論。
 その後、新聞に書かれ始めた北朝鮮へのコメ援助について新潟の吉田代議士から「いくら雪解けムードといえども、どんどん無節操にコメを出せ、はないだろう」ともっともな意見。そもそも、3月の10万トン支援の時、今後の追加援助は必ず外交部会の事前了解をとることとなっているはず。
 また、原爆被災地広島の岸田文夫代議士から、「核実験以降援助を止めていたインド、パキスタンに森総理が訪問される、との報道があるが、いかなる考えか?」と問いただしたのに対し、外務省は「まだ何も決まっていない。援助開始は両国によるCTBT署名が条件との方針に変化はない」のと説明。既に決まっていて両国も受け入れ準備をしているのに、何も決まっていない、とは、政治家も馬鹿にされたもんだ、との印象を受ける。どの様な理由をつけて森総理が両国に行かれるのか、しっかり注意の要。