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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2000/10/28(土) NO.80号 

「創る会 in 松山」 盛り上がる

 石原伸晃、根本匠、渡辺喜美各代議士の参加を得て、「自民党の明日を創る会 in 松山」を午後4時半から2時間にわたり開催。約1000人の方々に参加頂きました。東京からもかなりのマスコミ陣が来られていました。中川官房長官の辞任直後でもあり、23日の渡辺代議士のセミナーで「森総理は退陣すべし」と3人揃って唱えた後でもあったため、注目されていたのでしょう。
 松山の街頭ビデオ放映、3人の意見表明の後、私がコーディネーターを勤めるクロストーク。明日の日本をどう創るか、来年の参議院選挙に向けて何をすべきか、そして自民党の明日をどう創るかの三点について熱く語り合いました。
 結論は、まず来年の参議院選挙については与党三党の幹事長が唱えている勝敗ラインである「与党三党で過半数」は、前回総選挙時の勝敗ライン同様、自民党のプライドを捨てたも同然の低いバーであり到底受け入れられない。せめて自民党の改選議席(61)確保を目標にすべき。そのためにも、ここまで失われた森内閣、自民党への信頼感回復のために12月にも「リフレッシュ総裁選挙」を前倒し実施し、ホテルの一室で5人で決めるというイレギュラーな決め方をした森総裁にとっても出直し選挙とすべき。「任期2年」を変えるのではなく、本来総選挙後にも行うべきだった「小渕後継」を決める開かれた総裁選挙を改めて行うこととする、と理解すべきと考えます。
 その後、フロア-から意見を頂き、4人からそれぞれ考えを応え、最後にそれぞれまとめの意見を表明。私の主な論点は以下の通りです。
 すなわち、余りにも危機感に欠ける現在の自民党を中心とする日本の政治。しかし我々の真の敵は、今の執行部でもなければ組織としての自民党でもなく、国民を政治に対して諦めとも無関心ともとれる状態にまでしてしまった「政治家の責任感の無さ」ではないか?「百万人の敵あれどもわれ一人行かん」との覚悟がどれだけの政治家にあろうか。西郷南洲が山岡鉄舟を「命もいらず、名もいらず、官位も金も入らぬ者は始末におえぬ者」と評したが、同時にそのような者でなければ「国家の大業」は成し得ないと言い切りました。今の日本の窮状を救うには、我々がそのような政治家になりきるしかないと思います。
 国民無視の政策作りが続いている中、「明日を創る会」として「民主的で( Democratic )国民の直接参加( Direct ) そしてダイナミック( Dynamic )な政治」を「 D-ポリティックス」と称し、国民の声を正面から受け止める国民参加型議員立法中心とした仕組みを作りたい、との提言も致しました。
 
 なんとしても今の閉塞状態を打破しなければ、日本の将来は危険水域。松山の多くの方々からも同様の思いをぶつけられることが、日に日に増えています。「明日を創る会」の仲間とともに頑張りつづけねばなりません。

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