今日の午後、成田からパキスタンのイスラマバードに向け出発します。パキスタンで難民支援の現状を視察してからアフガニスタンに入り、日本のNGO が今後難民支援活動する地域(テロ前から計画していた)の視察を行い、現地要人と今後の復興につき意見交換を行う予定です。河野太郎、下地幹郎両代議士と3名の国会議員チームで参り、現地では日本のNGOで既にアフガニスタンにスタッフが入っているピースウィンズジャパンの方々と行動を共にします。
　イスラマバードからアフガニスタンへは国連機をチャーターしていますが、アフガニスタン国内での移動を含め、スケジュール通りにことが運ぶか分かりません。
　先週11日から13日まで東京で開催されたアフガンNGO27団体と日本のジャパンプラットフォーム (緊急人道支援のためのNGO と外務省、経済界の協力組織)、国際機関などとの会合での真剣な議論を聞いていても、行政機構がなく、破綻国家状態にあるアフガニスタンの復興にとっては、現地のNGO に活躍してもらうことが不可欠です。彼らに対し、国際機関、日本などの各国政府、そして各国NGOが何をできるのか、ということを絶えず念頭に置いておくことが大事です。そうしたことを踏まえ、アフガン情勢をしっかり見てこようと思います。
　それに引き続き、21、22日、の二日間、タイのプーケットで「第2回アジアステーツマンフォーラム」という、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールの大臣クラスが参加する会議に、武見敬三、林芳正両参議院議員と共に出て参る予定ですので、日本には23日の早朝、成田着になりそうです。