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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2001/05/08(火) NO.167号 

いよいよボヤボヤできない日本経済・金融

 昨日は小泉新首相の所信表明演説の日。久し振りに応援の野次を飛ばした。もう少し具体策を示しても良かったと思うが、ともあれ「改革断行内閣」の熱意は十分伝わった。
 そのまま夕方の飛行機に飛び乗り香港へ。新しい空港へ初めて降り立つ。大きいし市内まで立派な道があり、30分足らず。鉄道も階段なしで乗れ、約20分で市内中心部まで行けるそうだ。日本が成田だけで国際便はやっていけないのは明らかだ。
 
 今朝8時半から "Asia and Global Finace: New Opportunities" と題した会議に参加。主催は香港財務庁。前長官で先日香港行政庁のナンバー2になったハーバード時代の同級生ドナルド・ツァンと、昨年米国元国務長官のシュルツさんが主催する会議で知り合って気の合う香港証券先物委員会のシェン委員長が招待してくれたもの。
 中央銀行である中国人民銀行の戴相龍総裁が記念講演を行なった後、午前中2つのパネルがあり、私は前半にパネリストとして参加。他のパネラーは中国国家開発銀行総裁、シンガポール通貨庁長官、香港通貨庁長官、元イスラエル中央銀行総裁で現在メリルリンチ・インターナショナル会長のフランケル博士と、私だけ全く「格落ち」だ。発表では「日本は政治家が決断と実行をしなければ経済が持ち直さない故にその決意の程を話させるために政治家である私を招待してくれたのではないか」と指摘しておいた。小泉新首相の下でさらに「第二分類企業対策」を加えて不良債権処理と産業構造改革を行なうべき事などを話す。 後半のパネルでは旧知の日銀堀井審議役に加え中国からいずれも50歳代前半の証券監督管理委員会の周委員長および "PetroChina" の馬会長が参加、秘めたエネルギーを感じる。中国の二人の話を聞いてみると、中国の株式市場は急成長中のようで、質的向上の熱意もかなりのものを感じた。銀行保有株式を買い取ろう、などと寝ぼけた事をやっているどこかの国はいつの日か抜かれそう!良く言われることとはいえ「中国経済は20年後には世界第2位になる」と言ったルン香港財務長官の言葉がズシンと来た。そのとき日本は「世界第3位」に踏みとどまれるのか??

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