2002/01/24(木) NO.254号
真の外交議論不在は背信行為だ
自民党外交関係合同会議が開催された。アフガン復興会議の報告に対し、当然のことながら、外務省によるNGO参加拒否問題が議員から取り上げられた。その前に驚いたのは、これだけマスコミを騒がせていながら、外務省事務方は報告の中で本件について一言も触れなかったことだ。アカウンタビリティに欠けるし、逆に後ろめたさすら感じる。
提示された論点は主に田中外相の今朝の予算委員会での答弁で、21日の朝、事務次官から特定議員名が出されたと指摘した点、及び、今朝の委員会前の事前打ち合わせで事務次官から特定議員名が出されたと述べた点、の2点。
結局田中外相が虚偽答弁をしたかどうかに議論が終始、アフガン復興問題についての議論は一切なされなかったに等しい。ばかばかしい。自民党外交関係合同会議は外交を議論する為にあるはずだ。
また外務省の答弁も、最初からの経緯を私は知っているだけに、寂しくて涙が出そうになる説明振りだ。アフガンの人々がこうした実態を知ったらどれだけ失望するだろうか。また、国民の血税を復興支援に使おうというのに、政治の場での真の外交議論不在では、国民への背信行為だ。政治の原点に立ち戻らねばならない。
提示された論点は主に田中外相の今朝の予算委員会での答弁で、21日の朝、事務次官から特定議員名が出されたと指摘した点、及び、今朝の委員会前の事前打ち合わせで事務次官から特定議員名が出されたと述べた点、の2点。
結局田中外相が虚偽答弁をしたかどうかに議論が終始、アフガン復興問題についての議論は一切なされなかったに等しい。ばかばかしい。自民党外交関係合同会議は外交を議論する為にあるはずだ。
また外務省の答弁も、最初からの経緯を私は知っているだけに、寂しくて涙が出そうになる説明振りだ。アフガンの人々がこうした実態を知ったらどれだけ失望するだろうか。また、国民の血税を復興支援に使おうというのに、政治の場での真の外交議論不在では、国民への背信行為だ。政治の原点に立ち戻らねばならない。
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