2001/06/03(日) NO.182号
構造改革には、時間的枠組み、改革の順番、執行体制が重要
久し振りにサンデー・プロジェクトに出演。竹中大臣が中心となって作成した経済財政諮問会議の経済・財政運営の基本方針の原案について議論。基本的に竹中大臣によるその意味合いの解説中心で、松岡、大村代議士、山本参議院議員と私が意見を言う格好。私は内容には余り異存はないが、構造改革には、タイムフレ-ムワーク(時間的枠組み、すなわち期限)と改革の順番(合わせて「工程管理」)と執行体制が重要である事を申し上げた。要は「第二の経済戦略会議」にならない事だ。あの時は、せっかく小渕総理が樋口さんなどにお願いして立派なレポートを作ってもらい、殆どの正解が用意されたが、主に霞ヶ関のお役人の反対でそのまま放置され、忘れ去られたのだ。今度は失敗は許されない。しかし抵抗は大きいはずだ。ラストチャンスを大切にしよう。
- 2002/02/26 NO.265号
- 新たな政策決定過程構築で難関突破するしかない
- 2002/02/23 NO.264号
- 9・11以降の世界秩序での個性ある日英貢献を
- 2002/02/20 NO.263号
- 真実を語る事とは
- 2002/02/19 NO.262号
- ここまで言われなくても・・・
- 2002/02/10 NO.261号
- 政治への期待にはより敏感に