2002/03/27(水) NO.271号
辻元代議士辞任の意味する事
辻元代議士が昨晩、ついに議員辞職願を衆議院議長宛に提出、明日の本会議で正式許可される。「議員は辞職しますが、社民党は辞めません」と言う言葉を、このたぐいの記者会見では珍しく明るい表情で残していった。
どうあろうとも、嘘をついたことは許されないし、非合法的な行動をしていた事が明らかになった以上、議員辞職は不可避だったろう。彼女のこだわった「ワークシェアリング」は通用しない。もっとも、社民党全体の問題でもある、という解釈はよく聞く。
現在の「年齢」と「公設秘書経験年数」のマトリックスのみで決まる公設秘書給与が、実態とかけ離れている事も事実だ。だから今回のようなブラックマーケットが生まれ続けてきたのだ。一定範囲の人件費の範囲内で、それぞれの国会議員が必要と思う人数の秘書を公的に雇用してもよいようにし、それぞれに年金や健康保険等を用意する、というのがもっとも望ましいのではないか。多様な勤務形態と能力に応じた給与を支払うのが自然だろう。もはや決断のときだ。
どうあろうとも、嘘をついたことは許されないし、非合法的な行動をしていた事が明らかになった以上、議員辞職は不可避だったろう。彼女のこだわった「ワークシェアリング」は通用しない。もっとも、社民党全体の問題でもある、という解釈はよく聞く。
現在の「年齢」と「公設秘書経験年数」のマトリックスのみで決まる公設秘書給与が、実態とかけ離れている事も事実だ。だから今回のようなブラックマーケットが生まれ続けてきたのだ。一定範囲の人件費の範囲内で、それぞれの国会議員が必要と思う人数の秘書を公的に雇用してもよいようにし、それぞれに年金や健康保険等を用意する、というのがもっとも望ましいのではないか。多様な勤務形態と能力に応じた給与を支払うのが自然だろう。もはや決断のときだ。
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