トップ > やすひさの独り言

やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

  • メールマガジン登録・解除
  • 全タイトル一覧
  • バックナンバー
2002/01/09(水) NO.248号 

「イチロー現象」を阻止せよ!

 昨日は松山も雪模様。スキー場でよく経験する、凍てつく風を正面から受け、息ができないほど。今朝一番の飛行機で上京のつもりだったが、ひょっとすると夜のうちに積もった雪が翼の上で凍って出発が遅れる惧れがある、との航空会社の友人からのアドバイスに従って、夕べの最終便で上京。しかし、今朝一番の松山発の便は定刻に飛んだそうだ。ガクッ!
 創業者のルーツが松山であり、世界で生産活動をしている某会社の新年会に伺い、ご挨拶。この会社の今年の標語は「拓」であり、会長さんのご挨拶でも「進化論のダーウインは『この世に生き残る生き物は、最も力の強いものでもなく、最も頭の良いものでもなく、変化に対応できる生き物だ』と言っている。弊社も変化を恐れず、変化を受け入れ、新しい時代に挑戦する勇気こそが発展の原動力とし、時代変化の中でより新しい価値の創造に取り組み、未来を拓いていきたい」との決意表明があった。
 私も以下のようなことを言った。難問には正面から取り組み、新しい価値の創造を不断に行ないながら明日を拓いていかねばならず、とりわけ政治は逃げることがあってはならない。今年こそ日本にとって正念場だ。米国で活躍しているイチロー選手は我々日本人の誇りであるが、彼は選手時代、有名になっても決して練習場の隣の選手宿舎に住み続け、昼間の練習後、毎晩6時間も一人で練習していたそうだ。だからこそMVPにまでなれたのだが、よく考えれば、なぜ米国に行ってしまったのか?それは、日本にいてはこれだけの努力の結果である実力を評価してもらえず、満足できずに米国に新天地を求めて行ったのではないか。言い換えれば、日本は大事な人材を失っているのではないか?この「イチロー現象」を阻止しなければならない。
 経済政策などでいつまでも同じところでぐるぐる回って問題解決できず、低迷する経済の中で、人材の実力を評価できるシステムも作らねば、「こんな国にいてもつまらん!」と思われて日本から優秀な若い人材がどんどん出て行ってしまう。これが一番怖いのではないか。

バックナンバー

2002/01/10 NO.249号
えひめ丸事故犠牲者の皆さんのご冥福を
2002/01/09 NO.248号
「イチロー現象」を阻止せよ!
2002/01/08 NO.247号
混乱している資本注入論議
2002/01/02 NO.246号
新年明けましておめでとうございます。
2001/12/30 NO.245号
激変の一年が終わろうとしている