2003/09/19(金) NO.328号
なお一層構造改革を進め、日本復活を
いよいよ明日は国会議員による自民党総裁選挙だ。私はこの2年半、経済政策などについていろいろな提言や注文を総理に進言してきたが、歴史の中での構造改革の大きな流れを踏まえ、改革への政治的決意を支持してきた。今回、独自の総裁候補擁立を試みた中堅若手議員の間でも、なお一層構造改革を進め、日本の復活を図る選択肢しかありえない、そして時計の針を逆に戻すような自民党であってはならない、との思いで一致していた。確かに小泉改革に足らざる点はある。しかし、角を矯めて改革という牛を殺してしまっては元も子もないのである。だからこそ、小泉改革路線をより充実させる以外の道はないと思う。そして、これまで同様、改革の中身については言うべきことは言い、しっかり注文をつけることが、改革を前進させるために必要なのだ。
今回も河野太郎代議士が私を総裁候補に、と唱えてくれ、その意が叶わず河野代議士は頭を丸めた。そして期待をしていただいた方も多かった。申し訳ない。地元などでも多くの方々に、なぜ出なかったのだ、と怒られる。だが、本当の力が伴わなければ、ひとり飛び跳ねても、この国の政治にいたずらな混乱を招くことになる。今後、もっともっと力を付け、より多くの仲間を得て、より周到な準備をして将来に備えたいと思う。
9月5日、プレジデント社より拙著「日本復活〜『壊す改革』から『つくる改革』へ」が出版されました。構造改革の進め方と将来の日本のビジョンに関する私の考えの一端を示したつもりですので、是非ご一読いただきたいと思います。
今回も河野太郎代議士が私を総裁候補に、と唱えてくれ、その意が叶わず河野代議士は頭を丸めた。そして期待をしていただいた方も多かった。申し訳ない。地元などでも多くの方々に、なぜ出なかったのだ、と怒られる。だが、本当の力が伴わなければ、ひとり飛び跳ねても、この国の政治にいたずらな混乱を招くことになる。今後、もっともっと力を付け、より多くの仲間を得て、より周到な準備をして将来に備えたいと思う。
9月5日、プレジデント社より拙著「日本復活〜『壊す改革』から『つくる改革』へ」が出版されました。構造改革の進め方と将来の日本のビジョンに関する私の考えの一端を示したつもりですので、是非ご一読いただきたいと思います。
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