2002/03/27(水) NO.272号
エンロン問題を議論、減損会計早期導入を催促
久方ぶりに私が委員長を務める自民党の「企業会計に関する小委員会」を開催、日本公認会計士協会奥山会長から、エンロン問題の内容とそれが日本の会計制度等に対する意味合いについて話を聞いた。協会、金融庁とも「日本の現行制度化では同様の問題は起きにくい」というトーンであって、如何か、と思ったが、全体として問題点を浮き彫りにする第一歩として勉強になった。今後、もっと異なる角度からもこの問題を引き続き取り上げていきたいと思う。余にも多くの問題が含まれ、また日本への教訓も多いと思う。かねてから私が導入を主張してきた独立した強力な「日本版SEC」がいよいよ必要だ。
金融庁からは企業会計審議会で正式決定された監査基準等の説明を受けるとともに、当小委員会が再々要求している「減損会計の2003年度選択適用」について、引き続き努力するよう静かに要求しておいた。
金融庁からは企業会計審議会で正式決定された監査基準等の説明を受けるとともに、当小委員会が再々要求している「減損会計の2003年度選択適用」について、引き続き努力するよう静かに要求しておいた。
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