2002/03/12(火) NO.269号
私学はもっと自由であるべき
文部科学省が都道府県に対し、私学も4月から国公立学校と同様の「完全学校週5日制」を実施することを指導するよう求めた事について、石原東京都知事が「愚劣な通知を右から左へ伝達するつもりは毛頭ない」と述べたようだ。通知を「無視」する構えだ。もっともだと思う。
何のための私学なのだろう。人間をいかに教育するかについては、きわめて幅が広い意見があるのは当然だ。私学はそれぞれ哲学を持って将来の人材を教育しているはず。そもそも学科新設や教員の配置等々、まさに箸の上げ下ろしまで中央官庁が公立でもない私立学校に口をはさむのは行き過ぎだろう。うまくいかなければ行き詰まるしかない。教育にまでモラルハザードを持ち込むわけにはいくまい。日本再生の要は教育だ。
何のための私学なのだろう。人間をいかに教育するかについては、きわめて幅が広い意見があるのは当然だ。私学はそれぞれ哲学を持って将来の人材を教育しているはず。そもそも学科新設や教員の配置等々、まさに箸の上げ下ろしまで中央官庁が公立でもない私立学校に口をはさむのは行き過ぎだろう。うまくいかなければ行き詰まるしかない。教育にまでモラルハザードを持ち込むわけにはいくまい。日本再生の要は教育だ。
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