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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2005/02/16(水) NO.387号 

府中刑務所、女子少年院を視る

 安倍晋三幹事長代理と共に、府中刑務所並びに女子少年院である愛光女子学園を視察する。

 法務委員会視察などで何度となく刑務所を視察してきたが、国内最大の府中刑務所は初めてだ。ご多分に洩れず、定員2842人に対し、収容者が3134人、収容率110%の過剰収容だ。薬物乱用者が52%、暴力団関係者が46%、精神疾患者が29%、身体疾患者は41%など、処遇困難受刑者が多い上、17%が外国人受刑者。44カ国、2地域に亘り、言語数は31にのぼる。所内の独房、雑居房、作業場いずれにおいても、外国人が多いのに驚く。中には特殊訓練を含め軍隊経験者も結構おり、刑務官も緊張するという。

 医務室の待合いは満杯状態。ICUもある。これまで視察した中では医療体制は比較的良い感じだ。保護房も、名古屋刑務所事件の教訓などから、内壁にクッションを貼った新たなものがあった。小窓を通し、保護房内の受刑者と目が合う。大声が聞こえて来る保護房もあった。

 こうした中で任務に就く刑務官のご苦労を察し、改めて深く考えさせられた。

 続いて狛江市にある女子少年院の愛光女子学園を視察。院内での教育現場を見せてもらうが、皆ごく普通の女の子に見える。若い先生が多く、少女達とは非常にうちとけた感じ。が、入院前の彼女たちは、殆ど茶髪、金髪で怖そうな感じだそうだ。

 出院を約一ヶ月後に控えた4人の少女達と向かい合って話す機会を得る。それぞれ窃盗、覚醒剤、恐喝などで問題を起こし入院している。「ここで何を学んだの?」との質問に、「自分に負けないことを覚えました」との明るい返事が印象的だった。皆、実父母の元に戻るそうだ。彼女たち全員が順調に新たな人生を歩み続けることができるよう、祈る。

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