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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2005/05/03(火) NO.398号 

世界戦略の重みを痛感(5月3日)

 既に民間人となったアーミテージ前国務副長官、ケリー国務次官補と朝食を共にしながら率直な意見交換。目下の所どの国も持ち得ていない北朝鮮問題の閉塞状況打破の方策についてなど、突っ込んだ議論を行う。

 続いて財務省に、スノー長官を訪ねる。2年ほど前に中国訪問途上、東京に立ち寄られた際、少人数の会合で議論させてもらって以来の再会だ。米国経済の課題、日本経済の課題、それぞれに関し意見を交換。経常収支インバランスと国内貯蓄率、内需主導の経済成長、財政再建、年金等社会保障改革の必要性など、それぞれ深く関連する問題に触れる。また、中国経済・社会の安定的発展が世界にとって不可欠であることを踏まえながら、人民元相場制度の柔軟性向上と、そこに至る中国国内為替・金融市場改革などにおける日米両国の協調した協力の必要性に関し、意見が一致。また、BSE問題の早期解決に対する期待と、郵政改革に際して、公正、オープン、平等な競争条件整備を行うことの要望の表明もあった。

 国家安全保障委員会(NSC)の中国・台湾部長のワイルダー氏と昼食懇談。歴史観に基づく極めて冷静かつ現実的な分析と、中国の「反国家分裂法」採択に伴う水面下のやり取りなどを聞き、東アジア地域の抱える問題の根深さを再認識。

 私にとってこれまで余り接点のなかった親台湾派の下院議員の代表格であるチャボット氏(オハイオ州選出)を議員会館に訪ねる。最近の中国・台湾動向に呼応する米国議会での動きなどを聞く。その後、同氏自らの説明付きで、米国議会の建物の中を案内して頂く。
 夜はNSCのアジア上級部長である旧知のマイケル・グリーン氏を囲み、国会議員6名がざっくばらんに懇談。

 世界の平和と発展の実現のためには、主要国がそれぞれのしっかりした歴史観と国家観に基づき、英知を結集して各々の中長期的世界戦略を立て、関係各国と協力し合いながら、慎重かつ着実に外交・安保政策を実行することの重要性、必要性を改めて痛感した一日だった。

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