2008/07/29(火) NO.474号
それぞれの旅立ち(7月29日)
今月10日に渡米した長男一家から、メールで「フォトアルバム」が届いた。長男はペンシルバニア大学の経営学大学院、ウォートン・スクールに2年間留学の予定。1歳2か月の孫も一緒に行ってしまった。まだ家具も整わぬアパートの床に、同じ恰好をして父と子がごろんと転がって眠りこけている。写真を繰りながら、若い家族の新しい、希望に満ちた人生が少しずつ築かれていく様子を思う。
私たちも今から28年前、4歳と2歳の子どもたちを連れて、不安と希望を胸に渡米したことを昨日のように思い出す。あの時の息子が、今度は自分の子どもを連れて留学。いつの間にか時は巡り、一回りしたということか。
先月、結婚した次男からは、その後ほとんど音沙汰なし。二人にとって思い出の隅田川の花火大会に行くんだと言っていたが・・・。二人で忙しく楽しい毎日を送っているのだろう。彼がよく泊まりに来ていた議員宿舎には、脱ぎ捨てられたウェアが今もベッドの上にそのまま。任せていた私の着る物のコーディネートなど、すっかり忘れ去られてしまった。
それぞれの新たな旅立ち。自分たちの道をしっかり切り拓いてほしい、と書類の山に囲まれた蒸し暑い宿舎の部屋で、ふと息子たちのことを思う。
私たちも今から28年前、4歳と2歳の子どもたちを連れて、不安と希望を胸に渡米したことを昨日のように思い出す。あの時の息子が、今度は自分の子どもを連れて留学。いつの間にか時は巡り、一回りしたということか。
先月、結婚した次男からは、その後ほとんど音沙汰なし。二人にとって思い出の隅田川の花火大会に行くんだと言っていたが・・・。二人で忙しく楽しい毎日を送っているのだろう。彼がよく泊まりに来ていた議員宿舎には、脱ぎ捨てられたウェアが今もベッドの上にそのまま。任せていた私の着る物のコーディネートなど、すっかり忘れ去られてしまった。
それぞれの新たな旅立ち。自分たちの道をしっかり切り拓いてほしい、と書類の山に囲まれた蒸し暑い宿舎の部屋で、ふと息子たちのことを思う。
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