2010/08/11(水) NO.610号
変化の兆し(8月11日)
参議院自民党の議員会長選挙が、初めて制度通り行われた。投票の結果、40対40の同数になる。直ちに本人同士によるくじ引きの結果、中曽根元外相が選ばれた。私も参議院に5年間在籍したが、新しい参議院自民党誕生を大いに歓迎する。また、今回の一連の動きに、自民党の未来への変化の兆しを感じ取りたい。そして、必死の思いで変化を産み出した同僚議員に感謝する。
先の参院選で改選第一党となったものの、自民党の政党支持率は低位安定のまま。また、自民党が政権復帰することに関しては、何と6〜7割方の世論がまだ反対だ、という。理由は簡単だ。自民党が変わった、と国民の多くは思っていないからだ。実際、昨年の総選挙大惨敗の総括も十分には行われないままだ。
参議院が自民党の変化の先鞭をつけてくれた。これを活かし、一日も早く国民の信頼を回復できるよう、自民党全体を変えなければならない。なぜならば、自民党が新たな責任を担わない限り、民主党政権の政策のままでは、日本は持たないからだ。新時代の要請に応えられる政党に向けての抜本的な党改革と、新たな国家ビジョンと、その実現のための政策パッケージの提示を急がねばならない。
先の参院選で改選第一党となったものの、自民党の政党支持率は低位安定のまま。また、自民党が政権復帰することに関しては、何と6〜7割方の世論がまだ反対だ、という。理由は簡単だ。自民党が変わった、と国民の多くは思っていないからだ。実際、昨年の総選挙大惨敗の総括も十分には行われないままだ。
参議院が自民党の変化の先鞭をつけてくれた。これを活かし、一日も早く国民の信頼を回復できるよう、自民党全体を変えなければならない。なぜならば、自民党が新たな責任を担わない限り、民主党政権の政策のままでは、日本は持たないからだ。新時代の要請に応えられる政党に向けての抜本的な党改革と、新たな国家ビジョンと、その実現のための政策パッケージの提示を急がねばならない。
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