2010/12/19(日) NO.628号
日本の未来を担う若者達へ(12月19日)
少し遡るが、今月の9日に慶大三田キャンパスで、大学生相手に講演をする機会に恵まれた。慶應に対する企業などからの寄附講座という形で、各界のゲストスピーカーを招いて授業をする講座だ。私も政界を代表(?)して、参加させていただいた。
久しぶりの大学での講演であり、色々な不安を胸に授業に臨んだが、「想像以上にためになった、面白かった」、「友人にツイートしました」など学生さんからは概ね好意的な反応をいただいて安堵した。少し御世辞も含まれているのかもしれないが。
授業では三権分立論に始まって、安倍内閣における政治改革、特に官邸人事の改革にまで踏み込んで話をした。従来、事務担当の内閣官房副長官は主に旧内務省系官庁(警察庁、旧自治省、旧厚生省)から任命されるのが慣例であった。しかし安倍内閣ではその慣例を壊し、大蔵省から人材を抜擢した。内閣広報官についても、安倍内閣で初めて通産省出身者を入れた。いずれも大きな反発があったが、当時の自民党にはそれを乗り越える力があったのだ。
少し大学生には難しいかとも思ったが、うなずいて熱心に聴いてくれた学生も少なからずいた。日本の将来もまだ捨てたものではない。何よりいつも国会で議員に囲まれてばかりいると、若者の一挙手一投足が新鮮に感じられた。もっと学生との議論の時間が欲しかったぐらいだ。
新聞等が行っているアンケートを見ると、20代の自民党支持が増えてきているという。この度党改革委員会で調査した結果でも同様の結果が出ている。ありがたいことだが、当の我々が若者のことをあまり分かっていないのではないか。それを試される良い機会でもあった。
その他、内閣官房長官の在職日数一覧など、色々深い調査をして授業に臨んだつもりだ。当日の資料を近日中にホームページにアップする予定なので、関心のある方は是非ご覧頂きたい。
久しぶりの大学での講演であり、色々な不安を胸に授業に臨んだが、「想像以上にためになった、面白かった」、「友人にツイートしました」など学生さんからは概ね好意的な反応をいただいて安堵した。少し御世辞も含まれているのかもしれないが。
授業では三権分立論に始まって、安倍内閣における政治改革、特に官邸人事の改革にまで踏み込んで話をした。従来、事務担当の内閣官房副長官は主に旧内務省系官庁(警察庁、旧自治省、旧厚生省)から任命されるのが慣例であった。しかし安倍内閣ではその慣例を壊し、大蔵省から人材を抜擢した。内閣広報官についても、安倍内閣で初めて通産省出身者を入れた。いずれも大きな反発があったが、当時の自民党にはそれを乗り越える力があったのだ。
少し大学生には難しいかとも思ったが、うなずいて熱心に聴いてくれた学生も少なからずいた。日本の将来もまだ捨てたものではない。何よりいつも国会で議員に囲まれてばかりいると、若者の一挙手一投足が新鮮に感じられた。もっと学生との議論の時間が欲しかったぐらいだ。
新聞等が行っているアンケートを見ると、20代の自民党支持が増えてきているという。この度党改革委員会で調査した結果でも同様の結果が出ている。ありがたいことだが、当の我々が若者のことをあまり分かっていないのではないか。それを試される良い機会でもあった。
その他、内閣官房長官の在職日数一覧など、色々深い調査をして授業に臨んだつもりだ。当日の資料を近日中にホームページにアップする予定なので、関心のある方は是非ご覧頂きたい。
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