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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2011/05/09(月) NO.660号 

原発の教訓を世界に

 5月6日のスティムソン・センターでの基調講演では、とりわけ原発問題に関し、3つの教訓を指摘、それに対する政策対応を提案した。

 すなわち、(1)津波をはじめ、外部ショックに強くなる対策を強化すべきであり、特に、今回で原発の脆弱性が明らかになったがゆえに、テロ対策は強化せねばならない。自衛隊による警備も真剣に検討すべき。また、(2)規制組織の独立化と透明化が緊急課題であり、原子力産業育成を担う経済産業省から、原発の規制を担う原子力安全・保安院を完全独立させること。さらに(3)54年前にできた日本の原子力法制度は、これまで抜本的見直しがなされないまま。原子炉の安全規制(経産省)と放射線防護(文科省)、原子力賠償(文科省)がそれぞれ別々の法律になっていたり、原子炉の安全規制が2つの法律にまたがってしまっている、など。安全規制法制度の一元化と国際標準化は待ったなしだ。

 活発な質疑応答が1時間半ほど続く。大連立の可能性、普天間移設問題、自衛隊の新たな役割、内向きにならずに世界を見続ける日本であるべき事、きめ細かく感謝の意を表明すべき事、等々、盛りだくさんの意見を頂く。多くの皆様のご参加とご意見に、感謝。

 3人の代議士による記者会見の後、エネルギー省にマクギニス次官補代理を訪問、その後、ダレス空港からロサンゼルスへ飛ぶ。午前1時10分にロスを発ち、朝5時に羽田空港着。そのまま7時過ぎに羽田から松山に向かい、9時には松山空港に着き、私が大会長を務める9時半からの空手大会に間に合った。

 以前、やはり地元行事に間に合わせるため、ロスから深夜便で韓国・インチョン空港に朝5時前に着き、そのまま成田行きの便に乗り継ぎ、成田から羽田には車で移動の上、羽田空港から松山に帰ったことがあったが、その時は朝一便には乗れなかった。かねてから私が主張していた羽田の本格的国際空港化だが、私の官房長官当時でも、欧米向けはダメだ、と国交省は根拠なく抵抗していた。羽田の国際化で、やっと便利さが少し前進した。何よりも、今日はうちの秘書さんが羽田空港に誰も迎えに出なくても構わない、というのが最大のメリットかもしれない。

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