今なおがんと闘っている患者やその家族の皆様に、少しでも多くの希望をお届けしたい。その一念で、昨年夏以来、自民・公明・民主の3党による法制化チームの事務局として私が取り組んできた「がん登録法案」が、本日の衆議院本会議で可決し、成立した。

　この法案により、患者やその家族、がん医療や研究に携わる方々を含めた国民の皆様に対しては、より正確なデータに基づく分析による情報提供が可能になる。さらに、このように正確ながん関連情報を分かり易く公表していくことにより、新たな治療法の開発、がん予防の向上、効果的ながん対策の進展につながることとなるはずだ。

　法案成立のためにご尽力頂いた全ての皆様に、心より御礼申し上げたい。今後は、平成28年度中に確実に制度がスタートし、がん登録法の下、患者の皆様の期待がきちんと実現されるよう、引き続きしっかりサポートしていきたい。

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