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愛媛新聞-2000年8月11日

明日創れるか 自民若手(人集まらぬ党ダメ。 地方でも「負け」危機感)

-なぜ「創る会」を結成したのか。
 「先の衆院選で自民党は都市部で票を落としたが、保守王国と呼ばれるわが愛媛県でも、実は比例区でかなりの票を落としている。例えば1区は前回(一九九六年)の衆院選で小選挙区の自民党候補者に投票した人のうち、七八%が比例でも自民党に投票したと見られるが、今回は五七%に落ち込んだ。私を応援してくれた人たちでも、驚くほど多くの人が比例では自民党に入れていない。つまり党としては都会だけでなく、全国的に相当厳しい評価を受けていると考えねばならない。今の自民党の何が悪いのか、何がおかしいのかを真剣に考えなければ、来年の参院選や次の衆院選で大変なことになる」 -今の自民党のどこがダメなのか。
 「明確な将来ビジョンがなく、難しい問題は先送りする。介護保険やペイオフなど政策が猫の目のように変わり、選挙の公認や協力では、地域や候補者の抵抗があっても強引に進めた。それらが国民の言うことにも耳を傾けない、というイメージになっている。そういった『自民党的なもの』を一つひとつ打ち砕かなければいけない。私が一番深刻に受け止めているのは、人材獲得能力がなくなっていることだ」 -具体的に言うと。
 「これまで自民党から立候補していたような人材が、今回はかなり民主党にいった。人を集められない会社がダメになるように、人が集まらない党もダメになる。そのためにも公認候補の決定には、現職を含めた予備選をしなければならない。現職の上にあぐらをかく議員だけでは、国民の期待にこたえられない」 -地方からも賛同する声が出ているようだが。
 「全国から会のホームページにたくさんのメールが来ている。フォーラムをやってほしいという依頼もある。今回の衆院選では、都市政策がダメで負けたわけではなく、実は地方でも負けているという認識から(会の活動が)始まったわけで、われわれも『地方に出よう』と言っている」 -民主党との連携は。
 「民主に限らず、お国のために一緒にやれる能力があり、政治的な強い意思を持つ人たちとは枠組みにとらわれずつき合いたい。ただ、今は自民党にしか政権担当能力がないと思うし、まず党の中から何をどうするのか考えなければいけない」