2008/05/10(土)
精神障害者支援のための事業所スタッフから学ぶ【松山】
昨年12月のオープン式典にも参加した精神障害者のための多機能型事業所・相談支援事業所「きらりの森」(松山市畑寺)で働くスタッフの皆さんと勉強会を行う。精神保健福祉士(PSW)が多い。
この事業所では、清掃や配食を訓練する「就労移行支援」、所内にある独自の喫茶店を運営する「就労継続支援事業B型」、また自立訓練のための作業療法士(OT)・PSWによる「生活訓練事業」など、幅広く精神障害者の就労支援事業に取り組むと同時に、精神障害者からの幅広い相談に応じる「相談支援事業」も行う。
障害者自立支援法が施行されて以来、確かに障害者の生活選択肢は広がったが、利用料負担と事務的な負担が増大するなど、課題は残されている由。しかし、最大の問題は、平成15年に私達が議員修正して成立させた「心神喪失者等医療観察法」の審議の際、最大のテーマとなった精神障害者の社会的入院の解消、本格的社会参加・復帰が依然として実質的に進んでいないことであることが分かった。この本源的問題解決無くして「きらりの森」の努力が本当に報われる事はないし、精神障害者にとっての真に明るい未来もない、との強い指摘を受けた。
この事業所では、清掃や配食を訓練する「就労移行支援」、所内にある独自の喫茶店を運営する「就労継続支援事業B型」、また自立訓練のための作業療法士(OT)・PSWによる「生活訓練事業」など、幅広く精神障害者の就労支援事業に取り組むと同時に、精神障害者からの幅広い相談に応じる「相談支援事業」も行う。
障害者自立支援法が施行されて以来、確かに障害者の生活選択肢は広がったが、利用料負担と事務的な負担が増大するなど、課題は残されている由。しかし、最大の問題は、平成15年に私達が議員修正して成立させた「心神喪失者等医療観察法」の審議の際、最大のテーマとなった精神障害者の社会的入院の解消、本格的社会参加・復帰が依然として実質的に進んでいないことであることが分かった。この本源的問題解決無くして「きらりの森」の努力が本当に報われる事はないし、精神障害者にとっての真に明るい未来もない、との強い指摘を受けた。
