塩数の子など水産食品加工で50年の歴史のある、北海道留萌市の井原水産。近年は、BSE以来使用が減った牛由来のコラーゲンに代わり、天然の食用鮭の皮を利用した「マリンコラーゲン」を徹底した研究開発により、製品化に成功。目下、人工血管など医療向け製品も開発中。
　研究室で鮭の皮(手前のトレイ)、それを酢酸に付けた状態のもの(二番目のトレイ)を手に取るとともに、実際にコラーゲンを手の甲に付けて感触を得ながら　井原社長さんからこれえまでの苦労話と今後の可能性などについて伺う。