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やすひさの瓦版 Yasuhisa's Kawaraban やすひさの季刊誌をまとめています

2016/01/02

やすひさの瓦版(105号新年号)

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、温かくも力強いご支援を賜り、心より感謝申し上げます。お陰様をもちまして、引き続き厚生労働大臣の重責を担い、全力疾走して参りました。本年も、日本が直面する困難から逃げず、正面突破すべく、しっかりと取り組んで参ります。
 安倍政権が掲げる新三本の矢は、今年、本格稼働の年となります。「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の実現に必要な施策の多くは、厚労省が担当する分野です。私は厚労大臣として、不退転の決意で取り組んでまいります。
 本年も、皆様と心をひとつにしてこの困難な局面を乗り越え、一日も早く、強く、誇りの持てる日本、愛媛、そして松山を取り戻すべく、全力で頑張ります。皆様の益々のご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。
 
「一億総活躍」社会へ向け本格稼働
 
(新たな矢を放つ)
日本が少子高齢社会を迎え、総人口や生産労働人口が減少を続ける中、「一億総活躍」社会の実現が何としても必要です。「一億総活躍」社会とは、国民の誰もが、家庭で、職場で、地域で活躍し、将来の夢や希望に向けて取り組むことができる社会です。昨年10月には、私を本部長とする「厚生労働省一億総活躍実現本部」を設置し、自ら陣頭指揮を取って、具体的な施策の検討を進めています。昨年11月の緊急対策の取りまとめに続き、今年春の新たなプランの作成を目指して奮闘中です。

(社会保障改革は待ったなし)
国民皆保険・皆年金は世界に誇るべき制度ですが、持続可能な社会保障制度を確立するために、制度を不断に見直していきます。昨年6月には、20年先を見通す提言「保健医療2035」を発表しました。これは、中長期にわたる政策のパラダイムシフトや変革の方向性についてのビジョンを示すもので、早速、その実現・実行を図るために、私の下に「保健医療2035実行本部」を立ち上げ、着実に推進しています。

(子育てを一層支援)
 希望出生率1.8%の実現のためには、「働き方改革」と「子育て支援」を車の両輪として、あらゆる政策を総動員することが必要です。国民の皆様の結婚・子育ての希望が叶いやすい環境を整えるため、男性の育休取得率の向上や非正規雇用労働者の育休取得要件の見直しのほか、夜間・休日保育など、多様な就労形態に応じた保育サービスの提供などについても、大いに支援していきたいと考えています。 

(全力で日本再生を)
「一億総活躍」社会の実現、そして日本再生のためには、社会保障改革や子育て支援、働き方改革などへの不断の取り組みが必要であり、厚労省の責任は大変重いものがあります。この困難な局面で閣僚を務めることに大きな使命感を抱きつつ、政治家としてその重責をこれまでにも一層増して忠実に全うしてまいる決意です。強い日本、強い愛媛、強い松山を取り戻すため、一日、一日、全力を尽くして参ります。皆様の引き続きのご支援、ご指導を心よりお願い申し上げます。