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政策提言

2011/03/31

被災者二次避難プロジェクトチーム 〜「ホッと・あっとHome」計画

 今なお多くの被災者の方々が、避難所生活で苦しんでおられます。

 塩崎恭久がとりまとめ役として、党本部に「被災者『二次避難』(「平成の疎開」)プロジェクトチーム」が設置され、被災地選出の議員にもメンバーになっていただき、さまざまな現地の声、報告を聞きました。その上で、現時点での被災者の二次避難(疎開)に関する提案をとりまとめ、3月30日の政府・与野党実務者協議の場で、芽だし提案を行いました。

 乳幼児を抱える母親などは、疲労による心身不調や、夜泣きなどによる周囲への気兼ねなど、避難所で強いストレスの下にあり、授乳さえ困難だと言われています。また、今もってなおガソリンが圧倒的に不足しており、まだまだ寒さ厳しい避難所では、日々子供とお年寄りなど、弱い人々の生命が脅かされています。

 一刻も早い対処をしなければ、心も体も持たない人が大勢います。今回のプロジェクトチームでは、「ホッと・あっとHome」計画と名付け、少しでも人間や家族の温もりが取り戻せ、なおかつ被災者が希望を持てる計画となるよう心がけられました。

提案の柱は以下の5点です。
(1)官民一元的な受入先サイトを立ち上げる
(2)ネットだけではなく、紙媒体でも被災者に情報を提供
(3)受け身の「届出型」ではなく、支援を必要としている方々を積極的に探して回るサポート体制の確立
(4)二次避難(「疎開」)のための移動手段は、行政の責任で確保
(5)国が二次避難に係る費用を全額負担

 プロジェクトチームの提案全体を自民党として正式提案とすることとなりましたので、私のホームページにも提案内容を掲載いたします。是非ご参照ください。また、今なお窮地におられる多くの被災者の方々を一人でも救うために、皆様のお知恵をさらに貸して頂きたいと思います。是非、メールやお手紙などでご意見を頂戴できれば幸いです。

「ホッと・あっとHome」計画(概要) (PDF)
「ホッと・あっとHome」計画(本体) (PDF)