2016年1月より、厚労省にて「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会を開催し、20年後の2035年を見据え、一人ひとりが希望や選択に基づき、個々の特性や可能性を最大限に活かした多様な働き方ができるようするには、どのような仕組みが必要かなどについて、議論を重ねてまいりましたが、この度、報告書が取りまとめられました。　
　本報告書では、今後AI等の飛躍的技術革新によって、時間、空間制約が激減し、既成概念から解放され、多様な働き方のチャンスが大幅に拡大すること、そしてそのチャンスを生かすためには、技術革新や産業構造の変化に合わせて、あるいはそれを先取りする形で、働く人が適切に選択できるための情報開示や、再挑戦可能な日本型のセーフティーネットの構築など新しい労働政策を構築していく必要性があることなど、将来を見通した多くの示唆に富む提言が指摘されています。
　ぜひとも本報告書を御一読いただき、御助言と御協力を賜りたく、お願い申し上げます。