2016年12月から厚労大臣の私的懇談会として「医療のイノベーションを担うベンチャー企業の振興に関する懇談会」を開催してまいりましたが、このたび、同懇談会の報告書がとりまとめられました。
　本報告書では、厚労省の医薬品・医療機器行政は、これまで、規制を厳守させるという意識が先行してきましたが、今後は、ベンチャー等の取り組みを支援、育成する視点に大きく変えていかなければならないと指摘しており、今後、厚労省が取り組むべき重要な施策を明確にした非常に画期的な内容です。
　我が国において医療系ベンチャーのエコシステムが形成され、日本発のイノベーションが世界を取り込みながら、世界に向けて大きくはばたき、日本と世界の保健医療水準の向上と力強い経済成長を達成できるよう、ぜひとも皆様の御理解と御協力を賜りたく、お願い申し上げます。