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やすひさの瓦版 Yasuhisa's Kawaraban やすひさの季刊誌をまとめています

2019/01/01

やすひさの瓦版113号(新年号)

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は力強いご支援を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
 昨年は自然災害が相次ぎ、7月の西日本豪雨は南予や松山などにも大きな爪痕を残しました。今も復興の最中にある皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
私は現在、自民党行政改革推進本部長、党税制調査会インナーメンバー、データヘルス推進特命委員長、そして自民党、超党派双方の児童養護・虐待に関する議連の会長などとして、国会議員としての使命を果たすべく、全力投球中です。
 本年も皆様と心をひとつにして、一人ひとりの幸せ実現と、国及び地元愛媛、松山の発展を目指して努力して参る覚悟です。



確かな未来を構築する
 

(行政改革をゼロベースで行う)
トランプ政権の内向き姿勢、中国の国家資本主義、AI等デジタル化の飛躍的進展など、世界は、多くの前提を覆すほど、大きく変わりつつあります。
そのような時、私は昨秋より、自民党・行政改革推進本部長を拝命しました。世界が大転換する一方、国内では行政の不適切行為や、税制優遇を受ける公益法人による不祥事の多発等により、国民の行政に対する信頼の回復が喫緊の課題となっています。「小さく、効率的な政府」、「余計な事はしない、必要な事は行う政府」を実現するため、「確かな政府」と「独創的かつ強い民間」という、新たな官民パートナーシップ(PPP)の実現など、行政と民間との役割分担の抜本的な再検討を行います。
 
(新たな「社会システム」としての保健政策へ)
少子高齢化や独り暮らしの増加で、日本社会のあり方が変化する中、国民一人ひとりの目線に立った政策作りへのパラダイムシフトが急務です。厚生労働大臣時から推進する「我が事・丸ごと」の地域共生社会作りは、着実に進めねばなりません。また、国民・患者目線の保健・医療・介護を実現するため、私が委員長を務める自民党・データヘルス推進特命委員会に、「病院等全国情報インフラWG」や「国民・患者視点のデータヘルスWG」、「がんゲノム・AI等WG」、「科学的介護等WG」という4つのワーキング・グループを立ち上げました。日常的に摂取する栄養の改善を含め、如何にして「より健康に、より持続可能な保健医療制度」を構築できるか、引き続き全力で取り組みます。

(真に子どもを大事にする国へ)
昨年3月の「結愛ちゃん事件」は私達の心を揺さぶりました。日本でこの様な虐待死事件を繰り返さないためには、今こそ更なる抜本改正が必要です。「中核市・特別区への児童相談所必置化」、「常駐弁護士・医師の必置化」、「『子ども家庭福祉士(仮称)』の国家資格化」等にむけ、確かな法改正を必ず行い、子どもの命と温かい家庭を守ることのできる万全の体制を構築しなければなりません。
 
(国民目線の政策づくりに邁進)
今年は、いよいよ「平成」から次の元号に移り行く変化の年です。歴史と未来を見定めつつ、引き続き現場の生の声に耳を傾け、国民目線を大事にした、地に足の着いた政策作りに邁進致します。
本年も皆様のご支援、ご指導を心よりお願い申し上げます。