2010/03/23
やすひさの瓦版(第85号)

今、日本は重要な岐路に立っています。変わりゆく世界勢力地図の中で、日本が「経済小国」になり、国民の暮らしが一層厳しくなるのか、皆が再び夢と希望を持ち、明るく元気で幸せに生きられるのか、の分かれ道にいます。長期的な国家ビジョンに基づく広範で強力な政策を今すぐ打ち、強い日本の復活を果たさねばなりません。
しかし、民主党連立政権は、次世代にツケを回す対症療法的政策だけで、根本治療を行おうとしません。国民の多くは不安を募らせているのが実態ではないでしょうか。
現状では、経済も、財政も、教育も、外交もダメになる、との懸念が広がり、政治とカネの問題もあり、内閣支持率は低下の一途です。普天間移設問題の結論にかかわらず、日米同盟関係へのダメージや、アジア諸国での信用失墜は回復しようもありません。
こうした中、私は、同じ危機感をもつ舛添要一、菅義偉、世耕弘成議員などと共に「経済戦略研究会」を立ち上げました。国民の新たな夢と希望や幸せの実現には、日本の経済・産業・社会構造の大転換による成長戦略の展開こそが最も重要だと考えたのです。参加者全員で改革に正面から立ち向かうという共通認識を確認し、すでに郵政民営化、産業構造改革の勉強会を開催しました。
また私の提案で、自民党に「成長戦略特命委員会」が設置され、石破政調会長が委員長、私が座長で、4月央の取りまとめを目指し、党の成長戦略を策定し、参院選のマニフェストに組み込む予定です。
他方、自民党支持率は全く改善していません。これは、自民党は変わった、との新鮮なイメージが党に全く感じられないからです。また国の方向性や皆さんの暮らし改善への明確な政策パッケージが国民に示されていないことにもよります。政治不信を解消すべく、私も最大限の努力を続ける覚悟です。
4月には松山市議会議員選挙、7月には参議院選挙を控えています。地域再生なくして、強い日本の復活はありえません。両選挙は極めて重要です。山本順三候補ならびに自民党候補や私と志を同じくする皆さんへのご支持を宜しくお願い申し上げます。
- 2011/01/01
- やすひさの瓦版(第87号新春特別号)
- 2010/07/31
- やすひさの瓦版(第86号)
- 2010/03/23
- やすひさの瓦版(第85号)
- 2010/01/01
- やすひさの瓦版(第84号新春特別号)
- 2009/12/03
- やすひさの瓦版(第83号)