2009/01/01
やすひさの瓦版(第79号新春特別号)

「100年に一度の危機」克服には、まず、発想を「平時モード」から「非常時モード」に大転換することが大事です。政治のリーダーシップにより、国家戦略の下で日本の将来を決する決断を次々に行わねばなりません。私たち「速やか議連」は、後世にツケを回さない「骨太2006」の改革精神を堅持しながらそれを「3年間凍結」し、大型の「経済危機対応特別予算」の緊急編成を提案しました。古きバラマキ体質に戻るのではなく、成長力強化や安心・安全実現に必要な「未来投資」に限り前倒し投入することで、国民の雇用と暮らしを守ります。医療・介護・子育て、耐震、地球温暖化、教育・研究開発等に集中するのです。オバマ政権はじめ欧米も同様の政策を掲げています。日本はモノ作りの強さを活かし、世界のリーダーとして経済復興へ貢献できるはずです。
改めて、政治主導の国づくりを
同時に、国と地方の足腰が強くなるための工夫が絶えず必要です。成長無くして暮らし向上なし。「日本一の食材の宝庫」愛媛を活かす農林水産業振興もその一つです。
一層安心できる社会保障制度再構築や食の安全実現も待ったなしです。そして、国づくりの基本は人づくり。教育改革にも取り組み続けます。地方分権改革でも戦い抜きます。
これら実現のためにも、霞ヶ関の行き過ぎた官僚支配とは徹底して闘い、天下り根絶を含め、まずは税金の無駄遣いを無くし、公務員制度改革を断行し、政治、行政を国民の手に取り戻します。
地を固め、芽を育てよ
今年は「丑(うし)」年。その文字を使った「紐」(ちゅう:「ひも」「からむ」の意味)は、種子の中に生じた芽がまだ伸びることができない状態を表しています。生活現場など足元をしっかり見つめ、必要な手立てを積極果敢に行うことで、早く芽が育ち、実を結ぶ年になるよう、全力投球して参ります。
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