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やすひさの瓦版 Yasuhisa's Kawaraban やすひさの季刊誌をまとめています

2004/12/01

やすひさの瓦版(第61号)

法務委員長としての責任


 10月12日から12月3日まで53日間の臨時国会。先国会同様に極めて忙しかった法務委員会に初めての委員長として臨み、2本の司法制度改革関連法案を含む国民の生活に関係の深い7本の法案が成立しました。
 委員長は、委員会を開くまでに審議法案に関する与野党間の意見の調整、修正協議の督励など、舞台裏の調整から各党への質問時間の配分など、様々な目配り、気配りが必要ですが、与野党理事や委員各位、衆議院法務委員部、調査室などのお陰様でスムーズな委員会運営ができ、心から感謝したいと思います。
 また、率直なところ、かなり緊迫して始った今国会の法務委員会でしたが、終盤には笑いも出る程和んだ雰囲気の中で、充実した議論が行われるようになりました。
私達自民党主導で始まった戦後初の本格的な司法制度改革に必要な法案作成のため、約3年前にスタートした政府の司法制度改革推進本部が、丁度この11月末で終わり、司法制度改革はひと区切りを迎えます。その大きな節目に法務委員長として立ち合えたことは幸せでした。もちろん同改革もいまだ道半ばであり、「真の三権分立」、とりわけ「国民のための司法」の確立のために、私も微力を傾け続けたいと思います。
来年の通常国会も商法の全面改正、監獄法の改正など大型法案審議が目白押しです。引続き公正かつ内容のある委員会運営に努めて参る覚悟です。