2004/07/01
やすひさの瓦版(第59号)

参議院議員選挙では、自民党に対し大変厳しい審判が国民から下されました。参院選は衆議院小選挙区選挙に比べ、候補者との個人的つながりが薄いだけに、国民の政党に対する評価がよりストレートに出がちですが、今回は「与党・自民党はダメ!」との考えが投票によって表わされました。
この上は、今回の選挙を通じた国民からのメッセージを正面から受け止め、しっかり反省し、教訓を将来に活かす努力を直ちに始め、次期総選挙では、改めて私達の政治をプラスに評価して頂けるよう、全てを賭けていかねばならないと思います。
今回、国民の声を一言で言えば、「政治はいつも謙虚かつ丁寧に行われなければならない」ということではないでしょうか。国民生活や人の命に深く関わる年金問題やイラクへの多国籍軍派遣問題に関して、私達が謙虚な姿勢で、有権者が納得頂けるまで丁寧に説明を尽くしたか、というと、反省すべきところ大でしょう。事の本質は何か、なぜ今はこの選択肢を選ばざるをえないのか、そして、将来的なビジョンとして、どのように根本的な問題解決を図ろうとし、どこに辿り着こうとしているのか、等々を、国民にとって厳しい話を含めて正直に、順を追って説明し、理解を求めるべきだったのでしょう。
党としての政策立案・情報発信能力や候補者選定方法、地方を含めた党組織の機能などにおける問題点も改めて浮き彫りになりました。党としての改革も、極めて重要です。
日本も自民党も、改革あるのみ。引き続き頑張って参りますので、宜しくお願い致します。
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