2004/03/19
やすひさの瓦版(第58号)

1月19日から150日間の予定で、通常国会が開催されています。提出法案等は3月15日現在で予算、決算を除き、議員立法22件、内閣提出法案126件、条約21件、合計169件に上り、参議院選挙を控え、非常に忙しい国会となりそうです。
とりわけ私が筆頭理事を務める法務委員会は、例年の法務省提出法案以外に、かねてより私も注力し、三年目の区切りを迎えている司法制度改革の関連法案が目白押しで、合計21本の法律を抱え、パンパン状態です。法務省提出法案は参議院から、司法制度関連法案は衆議院から審議する、という異例の体制で臨んでいます。当分の間、私も連日委員会運営について野党筆頭理事との交渉や役所の皆さんとの打ち合わせで走り回りそうです。
司法制度改革関連法案をみると、国民が参加する刑事裁判を実現しようという「裁判員制度」の導入、「官」と「民」の関係を大きく変える「行政訴訟制度」の40年ぶりの改革(第2面ご参照)、全国津々浦々で法律サービスをきちんと受けられるようにする「司法ネット」の構築、これからますます重要性を増す特許など知的財産を守る専門的高等裁判所の設置、労働審判制度、など、全く新しいものを含め、地味ながら国民生活にとって重要な案件ばかりです。すべてしっかり議論し、制度実現をしていきたいと思います。
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