2000/01/24(月) NO.19号
大統領候補を補佐する人々
主催者側の中に、かねてから私も親しくして頂いているダニエル・オキモトという日系のスタンフォード大学の政治学教授がいますが、会議初日に眠そうな顔をして夕食に遅れて来たので、「どうしたの?」と聞いたところ、「昨晩ブラッドレー候補のために外交政策のスピーチ原稿を2時過ぎまで書いていて寝坊してしまった」とのこと。
実は、同じスタンフォード大学の教務部長を務めるライスのいう黒人の女性政治学教授はオキモト教授と同様、ブッシュ候補の外交政策顧問。先日『フォーリン・アフェアーズ』という専門誌にブッシュ陣営の外交戦略を寄稿していました。その他同大学の教授陣の中の何人かがブラッドレーかブッシュの顧問的存在との由。
オキモト教授に聞いたところ、両候補とも経済、税制、外交、安全保障、教育等々、各分野にそれぞれ数人の第一線の大学教授などの政策顧問を抱え、チームとして候補者をサポートしているとのこと。
今回の会議のようなレベルの高い議論を踏まえたアドバイスを基に一年余り政策論議を大統領選挙で行い、国家の進路とリーダーを選ぶ。よく「大統領選挙による一年間の政治的空白」と言うけれど、民主主義はそもそもコストがかかるものではないでしょうか?日本の将来戦略とリーダーの選び方の実態を考えると、「日本はこのままで良いのか?」との気持ちを持たないわけにいきません。やっぱり「首相公選」を真剣に考えるべきではないでしょうか。
実は、同じスタンフォード大学の教務部長を務めるライスのいう黒人の女性政治学教授はオキモト教授と同様、ブッシュ候補の外交政策顧問。先日『フォーリン・アフェアーズ』という専門誌にブッシュ陣営の外交戦略を寄稿していました。その他同大学の教授陣の中の何人かがブラッドレーかブッシュの顧問的存在との由。
オキモト教授に聞いたところ、両候補とも経済、税制、外交、安全保障、教育等々、各分野にそれぞれ数人の第一線の大学教授などの政策顧問を抱え、チームとして候補者をサポートしているとのこと。
今回の会議のようなレベルの高い議論を踏まえたアドバイスを基に一年余り政策論議を大統領選挙で行い、国家の進路とリーダーを選ぶ。よく「大統領選挙による一年間の政治的空白」と言うけれど、民主主義はそもそもコストがかかるものではないでしょうか?日本の将来戦略とリーダーの選び方の実態を考えると、「日本はこのままで良いのか?」との気持ちを持たないわけにいきません。やっぱり「首相公選」を真剣に考えるべきではないでしょうか。
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