1999/11/20(土) NO.3号
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聴覚障害者のためにボランティアが中心となってテレビ番組に、パソコン通信を通じてリアルタイムに字幕を提供する努力が続けられてきました。阪神大震災や、先の東海村での原子力臨界事故の際にも、このサービスの重要性が指摘されています。私も以前、地元の友人(知的障害を持つお子さんのお母さん)のおかげで、私の松山事務所でデモンストレーションを見せていただき、その大切さがよくわかりました。
問題は、番組製作者等の著作権を侵害するのではないか、との点です。この点について、文化庁も検討を続けており、『障害者の知る権利』と『番組政策者などの著作権』との間の調整を図るべく障害者団体などからもヒアリングをしてくれています。来年の通常国会に著作権法改正案提出を計画しており、私も夏場前から応援しています。
点字翻訳は既に視覚障害者の知る権利として法制化されていますが、字幕サービスはこれまで取り残されてきました。そもそもテレビ局自身による字幕付き番組が余りにも少なすぎるのが問題。新聞のテレビ番組欄を見てください。欧米に比べ字幕提供の貧弱さにがっかりします。マスコミ関係者も『真のノーマライゼーションとは何か』をよく考えていただきたいものです。
今回の法改正では、障害者の知る権利の下で、ボランティアと著作権権利者、双方が納得できる仕組みを考えていかねばなりません。
問題は、番組製作者等の著作権を侵害するのではないか、との点です。この点について、文化庁も検討を続けており、『障害者の知る権利』と『番組政策者などの著作権』との間の調整を図るべく障害者団体などからもヒアリングをしてくれています。来年の通常国会に著作権法改正案提出を計画しており、私も夏場前から応援しています。
点字翻訳は既に視覚障害者の知る権利として法制化されていますが、字幕サービスはこれまで取り残されてきました。そもそもテレビ局自身による字幕付き番組が余りにも少なすぎるのが問題。新聞のテレビ番組欄を見てください。欧米に比べ字幕提供の貧弱さにがっかりします。マスコミ関係者も『真のノーマライゼーションとは何か』をよく考えていただきたいものです。
今回の法改正では、障害者の知る権利の下で、ボランティアと著作権権利者、双方が納得できる仕組みを考えていかねばなりません。
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