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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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1999/10/06(水) NO.2号 

総裁選挙の意味すること

 去る9月の自由民主党総裁選挙については、「何で結果が明らかなのにあえて実施するの?」といわれた時期もありましたが、明らかに行って良かったと思います。
 自民党に刺激されてか、民主党でも代表選びが行われましたし、これまでタブーといわれていた「憲法改正」が初めて正面から論争の対象になり、その他経済構造改革、科学技術開発、年金問題、教育問題などなど、幅広い政策議論が国民の目の前で行われ、各候補者の人間像も含めて透明性の高い選択肢が世に問われたと思います。仮に総裁選が行われていなければどうなっていたでしょうか?ポスト争いなどで、国民そっちのけの古い体質マル出しの派閥抗争がはじめから行われていたに違いありません。
 93年に野党転落以来、自民党では国民に見え易く、分かり易い総裁選びを行おう、との動きが我々若手国会議員を中心に勢いを増し、全国の会場を結んだテレビ討論をはじめとして、政治と国民との間の距離を縮める努力が行われてきました。今回、たとえば加藤紘一氏は総裁・総理候補として初めてとも思える自らの言葉で語った著書を世に出し、幅広い問題について踏み込んだ考えを示しながら、日本の将来を熱く語りましたが、これからのリーダーたらんとするものは当然このような訴えを国民に対し行わなければなりません。アメリカの大統領候補は、それこそ2年近くも自分のスタッフチームの助言の下でビジョンを訴えつづけて選挙を迎えますので、国民には大変分かり易い国家リーダー選びだと思います。わが国も、経済力に真に見合った責任ある国家として世界に貢献しようとするならば、まずこうした国内政治体制を整備することが大切ではないでしょうか?

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