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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2000/01/24(月) NO.18号 

アメリカのお父さん逝く

帰国を控えサンフランシスコ空港へ向かう寸前に、高校時代一年間お世話になったホームステイ先のホスト・マザーに電話を入れました。離婚後独りで元のままの家(金門橋を渡って30分)に住んでおり、時々電話を入れ、2、3年前には家にも行ったりしている仲ですが、ここ半年ぐらいご無沙汰していました。
ショック!!ワシントンDCに住んでいたホスト・ファーザー( Ralph B. Dewey )が昨年9月に他界していたのです。アメリカに行く度に電話を入れるようにしていたのですが、ここ1年ぐらいしていなかったのが悔やまれてなりません。ホスト・マザーもホスト兄弟も何度もワシントンに出向いて看病したそうですが、遂に帰らぬ人になってしまったそうです。
私の高校生時代から離婚を予感させる夫婦でしたが、やっぱりお父さんはお父さん。時々私の部屋にも来て、優しい言葉をかけてくれたお父さん。忙しい中サンフランシスコ・ジャイアンツの野球観戦に私を連れて行ってくれながら、自分で無邪気にはしゃいでいたお父さん。離婚後、新しい奥さんと幸せそうな表情で私の妻や5歳と3歳だった私の息子達にワシントンの川辺りのレストランでご馳走してくれたお父さん。沢山の情景を思いだし、この文章を書きながら成田行きの飛行機の中で涙が止まりません。
お父さん、ありがとう。安らかに眠ってください。貴方の声と笑顔と優しさを一生忘れません。合掌。