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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2012/10/23(火) NO.738号 

がん登録の現場を見る

 先週19日(金)の午後、松山市の東端に位置する四国がんセンター内で開催されていた、愛媛県内の「院内がん登録」担当者研修会を訪れる。この研修会は、愛媛県内のがん診療連携拠点病院を中心に、がん登録担当者が集まり、登録業務の習熟を図るもの。

 「患者・家族総合支援センター がん登録支援室長」の寺本先生 から説明を受ける。 当日は、県内のがん登録担当者の殆どである30名余りの方々が集まっておられた。一日研修で、私がお邪魔した午後4時ごろには、数人ずつのグループに別れて実習を行っておられた。終了後、7〜8人の幹事役だろうか、研修室前のソファーで反省会を行っておられ、私から、国会がん患者と家族の会、という超党派議連で進めている、がん登録に関する議員立法を一日も早く作るよう頑張ります、と決意表明をさせて頂いた。皆さんの目が輝き、責任の重さを感じる。

 そのあと、四国がんセンター内のがん登録室を見学。拠点病院に義務付けられている「院内がん登録」を行う部屋と、7年前より愛媛県から委託されている「地域がん登録」を行う部屋は、ドア一枚で隣り合わせだが、両者とも厳格な情報管理がそれぞれ行われている、という。拠点病院で作成される「院内がん登録」は、かなりの患者情報を複数ページにわたって入れ込むフォーマットになっている。一方、「地域がん登録」は拠点病院、準拠点病院、非拠点病院、そして町の診療所、あらゆる医療機関から上がってくる患者情報を、たった一枚の紙にまとめようというものだ。我々は、この「地域がん登録」を法定化し、制度を整備し、全国ベースで全数把握可能としたうえで、発症・罹患の特性分析から治療法の開発等まで、がん克服に向けあらゆる活用がよりやり易いようインフラを整えよう、というのだ。

 登録を行う2室では、それぞれ数人のスタッフが日夜頑張ってくれている。この研修会の前日である18日(木)にはNPO法人・地域がん登録全国協議会の田中理事長、国立がん研究センター・地域がん登録室の松田室長のお二人も、私の議員会館の部屋までおいでになり、議員立法促進の要望をされていかれた。こうした方々のご努力に応えるためにも、そして何よりも、全国のがん患者の皆さんに役立つため、そしてがん撲滅への大きな一歩前進にするために、がん登録法を議員立法によって一日も早く作成、提出し、成立させなければならない。

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