精神障害者の家族で作る「媛家連」などと勉強会。身体障害、知的障害に比べ、政治・行政をはじめ、社会の意識も明らかに出遅れていることを随所に感じた。障害者手帳を発給する際に、写真を貼りたくない、との要望が出て、なかなかJRなどの交通機関での障害者への配慮を同等に受けられないことがあったのを思い出した。
　私のアメリカでの経験では、精神科のお医者さんにかかっている事を隠さないのが普通だった。つまり、誰でも風邪をひくように、精神病になりうる、ということ。ここでの「ノーマライゼーション」は更に努力が要りそうだ。
　お昼には「松山手をつなぐ育成会ふれあい忘年会」に参加。ここ数年、知的障害者本人の参加を促してきたが、今日の会の参加者数十名の殆どが「本人」で、これまでにない盛況。良い傾向!一人一人が一生懸命自己紹介したのが、感動的だった。