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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2001/02/14(水) NO.129号 

「いよいよ末期症状」との声も

 米原子力潜水艦が緊急浮上訓練を実施した際、舵を握っていたのが民間人だった、との情報を知ったのは午前中の i-モードの号外。何と言ういい加減さ!!人の命を何と心得ていたのだろうか?憤りを感じる。
 
 今朝の新聞を見ると「自民若手に言論統制」との見出し。更に小見出しに「TV出演事前連絡を」「発言は全党的立場で」とある。よく調べると、幹事長と広報本部長から「お達し」が来ていた。曰く「党所属国会議員が報道番組などに出演し、意見を表明される場合、党の方針・政策に沿って全党的立場でご発言下さいますようお願いを致します。また、報道番組などへの出演に当たっては、従来通り広報本部報道局にご連絡頂くよう、重ねてお願い申し上げます。」とのこと。自民党のダイナミズムは、若手を中心に思ったことはどんどん言える風土。遠慮はなかったのが自民党の強さだったはず。「いよいよ末期症状では?」との指摘を外部の人に受ける。批判的な事を言わせる懐の深さが大事だと思う。
 そもそも株価対策の政策立案に関しても申し上げたが、「党の方針・政策」そのものが党所属国会議員の手によって作られていなくなって久しい。多くの政策が一握りの国会議員により作られつづけてきた。ペイ・オフ延期、介護保険料の無料化なども、自民党内の民主主義的プロセスを通じて決定されていなかった。まずは、党の政策は皆が関わりながら作られるようにすべきだ。