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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2000/07/28(金) NO.61号 

野中幹事長の納税者・給与所得者に対する反省は正しい

 午後2時半過ぎに「明日を創る会」の提言を野中幹事長に10数人の仲間と共に申し入れ。幹事長が元気がないので拍子抜けしたと同時に、いささか心配になった。親父は恐いものなのに・・・
 最後に幹事長からコメントがあったが、その中で「今回の選挙で自民党が納税者や給与所得者への配慮が足りなかったことは反省している」とおっしゃったのは正しいと思った。正確に何を指して反省しているのかわかりづらかったが、納税者の代表たる国会議員が納税者のことに心を一番配らなければならないことを忘れがちなのが「自民党的のもの」の最たる例。ここが原点だ。
 さらに「大蔵省の言う645兆円の債務と言う耳元でのささやきに影響されすぎた事も反省する必要がある」とのコメント有り。追っかけ「世界最大の債権国だし、1300兆円の個人金融資産もあるし、国はNTT、JTの株式も持っているなど、プラスの面を切り捨てて暗い話ばかりする大蔵省の作戦にやられ過ぎた」との意味合いを述懐。
 確かにことの負債面だけ見てはダメで、資産サイドもしっかり見る必要があるのは真理だ。しかし、どれが誰の債権で、誰の債務かをまぜこぜにしては判断を誤りかねず、野中幹事長の発想を大切にしながら、実態を正確に分析見ないといけない。