2001/04/29(日) NO.162号
地方NGOの活躍の場は?
松山ベースのNGO「えひめグローバルネットワーク」が主催するNGO/NPOシンポジウム「国際協力ーーその将来像を探るーー」にゲストとして参加、パネルディスカッションも行なった。日本の代表的NGOである「ピースウィンズ・ジャパン」の大西代表と児島氏がわざわざ東京から来て参加してくれた。遠くフィリッピン・ミンダナオ島のNGO「モロ女性センター」からミミ・プロジェクトコーディネーター、またミンダナオ島で1年以上現地調査をしてきた国立民俗学博物館の石井正子研究員も参加して3時間の発表と議論を行なった。
いろいろ勉強になったが、地方のNGOにとって活躍の場は工夫すれば沢山ありそうなことを改めて認識。東京ベースの先発NGOと連携するのもひとつ。また、たとえば松山であれば、愛媛大学はダイオキシンなど環境に強いので、この技術を日本とまだ国交のない北朝鮮の工業化の中で活用し、中国の公害の二の舞を避けるためにNGOが貢献できるのではないか。また、365日のうち250日も黄河の水は河口の海まで届かない、というが、愛媛県の森林関係者の造林の腕はなかなかのものがあるのだから、こうした技術をNGOが活用して中国の水源確保に貢献できるのではないか。要は、姿勢とやる気の問題かもしれない。
それにしても、まずは余りにも貧弱な国の対NGO支援予算(米国ではODA予算の3割強が対NGO向けであるのに日本ではまだ0.5%にも満たない!)増強と税制の整備は自民党・国際NGOに関する小委員長としての私の責務だろう。
1日から「日米議員交流」のためワシントンヘ出張して5日に一旦帰国。8日は、香港で香港財務長官主催の「アジアと世界の金融:新たなる機会」とのセミナーに参加の予定。中国金融当局のトップが勢揃いしそうだ。
いろいろ勉強になったが、地方のNGOにとって活躍の場は工夫すれば沢山ありそうなことを改めて認識。東京ベースの先発NGOと連携するのもひとつ。また、たとえば松山であれば、愛媛大学はダイオキシンなど環境に強いので、この技術を日本とまだ国交のない北朝鮮の工業化の中で活用し、中国の公害の二の舞を避けるためにNGOが貢献できるのではないか。また、365日のうち250日も黄河の水は河口の海まで届かない、というが、愛媛県の森林関係者の造林の腕はなかなかのものがあるのだから、こうした技術をNGOが活用して中国の水源確保に貢献できるのではないか。要は、姿勢とやる気の問題かもしれない。
それにしても、まずは余りにも貧弱な国の対NGO支援予算(米国ではODA予算の3割強が対NGO向けであるのに日本ではまだ0.5%にも満たない!)増強と税制の整備は自民党・国際NGOに関する小委員長としての私の責務だろう。
1日から「日米議員交流」のためワシントンヘ出張して5日に一旦帰国。8日は、香港で香港財務長官主催の「アジアと世界の金融:新たなる機会」とのセミナーに参加の予定。中国金融当局のトップが勢揃いしそうだ。
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