2000/12/08(金) NO.97号
税制改正手続きの改善を
実質的に最後の自民党税制調査会正副・顧問・幹事会。今回の一連の議論の内、最大の新規課題は「外形標準課税」。地方財政の窮状は言うまでもないし、地方の赤字のツケはすべて国の借金となるわけだから、地方の税財源の安定化と拡大が望ましい事は当然だ。しかしそれにしては自治省の外形標準課税の具体案の提示時期が余りにも遅かった。ほんの2週間ぐらい前にはじめて税調に示され、バックアップデータの信頼
性も厚みも不十分。これだけ大きな課題は、具体案を一年程度はかけて国民レベルで議論すべきではないか。
そもそも税調での議論を毎年12月にかけて2、3週間しか行わないというのがおかしい。これは、「政治による減税の食い逃げ」を恐れる大蔵省の長年の経験の結果だと思うが、その前提にあるのは「政治家は負担増を有権者に語りかけない」との認識であろう。しかしそれはもはや間違っていないか? 痛みを伴う改革を訴えかけられない政治では、日本の将来は心配だ。「通年税調」を検討すべし。
夕方帰松。ピアノの先生グループとジャズ体操グループの忘年会へ参加。若いピアノの先生たちの生き残り作戦を聞く。結構したたかだ。
「風船膨らまし、風船割りゲーム」で、まだまだ運動神経は健在である事を悟る。
性も厚みも不十分。これだけ大きな課題は、具体案を一年程度はかけて国民レベルで議論すべきではないか。
そもそも税調での議論を毎年12月にかけて2、3週間しか行わないというのがおかしい。これは、「政治による減税の食い逃げ」を恐れる大蔵省の長年の経験の結果だと思うが、その前提にあるのは「政治家は負担増を有権者に語りかけない」との認識であろう。しかしそれはもはや間違っていないか? 痛みを伴う改革を訴えかけられない政治では、日本の将来は心配だ。「通年税調」を検討すべし。
夕方帰松。ピアノの先生グループとジャズ体操グループの忘年会へ参加。若いピアノの先生たちの生き残り作戦を聞く。結構したたかだ。
「風船膨らまし、風船割りゲーム」で、まだまだ運動神経は健在である事を悟る。
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