2001/11/09(金) NO.236号
触法精神障害者の処遇の概略が固まる
自民党の「心神喪失者等の触法および精神医療に関するPT報告(案)」が一応まとまった。先週熊代案が提示され、今日修正されたものについての議論が行なわれ、今後の扱いは熊代座長に一任された。
ポイントは「治療措置(仮称)制度の創設」だ。判定機関は地方裁判所におかれ、裁判官を長とし、精神科医、精神保健福祉士等の精神医療関係者で構成される。問題はこの判定機関の帰属は「司法」なのか「行政」なのかであるが、「その中間のようなもの」との説明で、意味不明だ。法制局の判断を仰ぐ様だ。また、判定は合議制なのか、それとも裁判官が決めるのかが明らかではない。
私からは三点発言。(1)この判定機関は、やはり合議制にすべき。(2)保安処分的表現を和らげてくれた事を評価する。(3)かつて私が「二段ロケット」と称したが、二段目の精神障害者医療と福祉の充実強化は「ダイヤモンド・プラン(仮称)」として報告書に入れて頂いたが、自民党での検討の期限を切って、先送りすることなく速やかに、確実に実行すべきではないか。
今後与党での協議があるが、法律を詰め、要綱が出てきた時にもう一回検証しなければなるまい。是非ご意見のある方は、私にメールなどでお知らせください。
ポイントは「治療措置(仮称)制度の創設」だ。判定機関は地方裁判所におかれ、裁判官を長とし、精神科医、精神保健福祉士等の精神医療関係者で構成される。問題はこの判定機関の帰属は「司法」なのか「行政」なのかであるが、「その中間のようなもの」との説明で、意味不明だ。法制局の判断を仰ぐ様だ。また、判定は合議制なのか、それとも裁判官が決めるのかが明らかではない。
私からは三点発言。(1)この判定機関は、やはり合議制にすべき。(2)保安処分的表現を和らげてくれた事を評価する。(3)かつて私が「二段ロケット」と称したが、二段目の精神障害者医療と福祉の充実強化は「ダイヤモンド・プラン(仮称)」として報告書に入れて頂いたが、自民党での検討の期限を切って、先送りすることなく速やかに、確実に実行すべきではないか。
今後与党での協議があるが、法律を詰め、要綱が出てきた時にもう一回検証しなければなるまい。是非ご意見のある方は、私にメールなどでお知らせください。
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