2001/10/30(火) NO.231号
中国の存在感の大きさを改めて感じる
東アジア経済サミットに参加。朝は7時半から同時開催されている国別朝食会のうち、韓国に参加。続いて中国経済に関する全体会合に参加。会場は人が一杯だ。貿易・経済協力大臣(Minister for Foreign Trade and Economic Cooperation )の Shi Guangsheng 氏が基調講演をしたが、その紹介をした司会者が「今朝の新聞にあるように、日本経済は当分ダメだ。これからのアジアは中国が決め手」とまではっきり言われて非常にショックだった。会議で会った様々な人からも感じたが、要は、そう言えばアジアの端っこに日本という国があったな、何でも良いけど人に迷惑をかけないように早く自分で立ち上がって欲しいよな、と思っているであろうことを随所に感じた。
昼食は、やはり国別に同時開催されているネットワーキングランチのうち、タイに行く。内閣府の直接投資担当もしている大臣、 Chaturon Chaisaeng 氏が基調講演。日本のタイ大使館にいたシーハサさんという方が香港総領事になっていて、懐かしく再会。
夕方日本に関するパネルディスカッションで議論。他のパネラーは小池百合子代議士、浅尾慶一郎参議院議員、プレストウイッツ元米国商務長官顧問、コーディネーターはWEFのスマージャ専務理事。タイトルは "Creating a New Frontier for Japan: The Koizumi Effect" となっていたが、実際は、「日本の改革は過去10年失敗してきたが、(1)一体何が問題なのか?(2)改革失敗の原因は?(3)これからどうする?」の三点について順次意見開陳。私は結局ガバナンスの仕組みの再構築が急務であり、国益を定義し、政策を作り、実行を指揮する明確な司令塔、それも政策内容においてレベルの高い物を確立する事がもっとも大事だ、と述べた。質疑応答を含め、なかなか面白いパネルに参加させてもらい、自分の頭の整理にもなった。
夜7時過ぎの飛行に飛び乗りバンコクへ、そして11時過ぎの夜行便でバンコクから成田へ向かう。明日は厚生労働委員会で、根本代議士が中心の児童福祉法改正(無認可保育所の届け出制化、保育士の名称独占化など)の議員立法質疑があり、私も答弁に立つためこのようなスケジュールになった。バンコクからは離陸したのも知らず、爆睡!
昼食は、やはり国別に同時開催されているネットワーキングランチのうち、タイに行く。内閣府の直接投資担当もしている大臣、 Chaturon Chaisaeng 氏が基調講演。日本のタイ大使館にいたシーハサさんという方が香港総領事になっていて、懐かしく再会。
夕方日本に関するパネルディスカッションで議論。他のパネラーは小池百合子代議士、浅尾慶一郎参議院議員、プレストウイッツ元米国商務長官顧問、コーディネーターはWEFのスマージャ専務理事。タイトルは "Creating a New Frontier for Japan: The Koizumi Effect" となっていたが、実際は、「日本の改革は過去10年失敗してきたが、(1)一体何が問題なのか?(2)改革失敗の原因は?(3)これからどうする?」の三点について順次意見開陳。私は結局ガバナンスの仕組みの再構築が急務であり、国益を定義し、政策を作り、実行を指揮する明確な司令塔、それも政策内容においてレベルの高い物を確立する事がもっとも大事だ、と述べた。質疑応答を含め、なかなか面白いパネルに参加させてもらい、自分の頭の整理にもなった。
夜7時過ぎの飛行に飛び乗りバンコクへ、そして11時過ぎの夜行便でバンコクから成田へ向かう。明日は厚生労働委員会で、根本代議士が中心の児童福祉法改正(無認可保育所の届け出制化、保育士の名称独占化など)の議員立法質疑があり、私も答弁に立つためこのようなスケジュールになった。バンコクからは離陸したのも知らず、爆睡!
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