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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2001/05/23(水) NO.177号 

勇気ある小泉総理による控訴断念決断

 朝、企業会計小委員会を開催、国際会計士連盟会長の藤沼氏にご出席頂き、監査をめぐる国際的な動きについて話を聞く。なんと、会計基準と同様、監査基準についても、国際的なハーモナイゼーションを図るため、監査基準設定機関であるIAPCの組織改革が行われ、現在各国代表が14人参加しているが、新たな組織では5人が5大監査法人から、3人が有識者、7人が各国代表となる。この7人に日本から入れない惧れがありそうだ。現在日本では、金融庁にある企業会計審議会が監査基準を作っているが、このように、国が全面関与しているような国からはメンバーに入れてくれそうもない。何とかしなければならない。地味な問題に見えるが、極めて重要だと思う。
夕方、アイモードに「小泉総理、ハンセン病訴訟控訴断念」の号外が入る。判決が
出た今月11日、私は「今後国としては控訴せず、真摯な謝罪と償いをすべきだ」と独り言に書いた。「立法府の不作為」が確定した裁判はこれまでないし、一度確定すると、どんどんこのようなケースが出てくるのでは、との懸念をずいぶん聞いたが、ハンセン病患者、元患者の皆さんのこれまでのご苦労を考え、政治家としてギリギリまで考えれば、小泉さんの決断は正しいと思う。そして、患者、元患者の皆さん全員と和解すべきだ。6000人に対し一律1000万円、との報道があが、それとて600億円。過去の和解例を見ると、「スモン」では6490人に対し1423億円、「水俣病」では11,152人に対し360億円、「エイズ」では1333人に対し600億円などがあり、今回の例は常識の範囲内だ。
午後、東証正会員協会代表者懇談会にて講演。70人から80人ぐらいはおられた
だろうか。ビッグバンをはじめとする日本の金融市場改革の歴史から入り、小泉構造改革政策に追加すべき政策を中心に語る。資本市場整備こそ日本経済再生への近道である事を強調し、「日本版SEC」創設への応援もお願いする。

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