トップ > やすひさの独り言

やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

  • メールマガジン登録・解除
  • 全タイトル一覧
  • バックナンバー
2001/10/29(月) NO.230号 

同級生再会!

 毎週月曜日の朝に行っているJR松山駅前での街頭演説はできないまま、8時05分松山発の飛行機で関空へ。10時50分関空発の飛行機で香港へ向かう。ダボス会議を開催する事で有名な World Economic Forum が主催で、「アジアダボス会議」とも呼ばれる「東アジア経済サミット」のパネルディスカッションへ参加するためだ。
香港の空港からまっすぐ市内の行政府の本部ビルへ。ハーバード大学のケネディスクール行政学大学院でともに学んだドナルド・ツァンに会うためだ。何と彼は、財務長官を務めた後、香港行政府官僚組織のトップである Chief Secretary for Administration になっている。要は、香港政府のナンバー2(トップは選挙で選ばれる)なのだ。
 いつもの蝶ネクタイ姿の彼、もう十年以上も前に東京で一回会って以来の再会で、ひっしと抱き合う。いろいろ積もる話をしたが、お互い国を考える気持ちは全く同じである事を確認した。香港も、中国復帰後の今、本当の香港型民主主義を確立するための法律、議会、行政などの改革案を練っているようだ。テロの影響については冷静だが厳しい予測をしていた。
 来年は日本訪問を計画しているようだが、とりあえず「次回は奥さんと自宅に4、5日泊まっては」との誘いを受ける。考えよう。

夕方、旧知のアンドリュー・シェンを証券・先物委員会に訪ねる。マレーシア出身の優秀な委員長で、日本から出せなかったIASC(国際会計基準委員会)の評議員も勤めている。日本の経済再生を心配している。私の考えに全面的に賛同してくれた。このような知的でかつパワフルな行政マンがわが国にも欲しい。