2002/04/08(月) NO.273号
加藤元幹事長の辞任の教訓を活かせ
加藤紘一元幹事長の議員辞職の表明は、「やはり」と思いながらも衝撃だった。
私が一年生議員の時から、参議院への転出・衆議院復帰問題など、常に支えていただき、教えを頂き、この国をともに語り考えてきた師であっただけに、胸が熱くなった。残念だが、しかし避けられない決断だったと思う。
それにしても、「政と官」、「政治と金」を中心に、今政治への不信感がピークに来ている事を松山に帰る度にひしひしと感じる。斡旋利得罪の私設秘書等への適用拡大、公設秘書給与の総枠制導入、行政執行への政治家の関与ルール確立など、速やかに答えを出さねばならない事が沢山ある。せっかく小泉首相登場で国民が政治に対する関心と理解を示し始めてくれていたのに、政治不信を招く事態が続き、悔しくてならない。経済がここまで行き詰まっているのに、不良債権問題処理の中途半端さを含め、今の政治にはスピードと真剣さが欠けている。一刻も早く政治に対する信頼を取り戻し、国民生活現場の切迫感に応えるのが政治の責任だ。このどん底から這い上がるべく、あきらめずに皆で努力を続けていきたい。
私が一年生議員の時から、参議院への転出・衆議院復帰問題など、常に支えていただき、教えを頂き、この国をともに語り考えてきた師であっただけに、胸が熱くなった。残念だが、しかし避けられない決断だったと思う。
それにしても、「政と官」、「政治と金」を中心に、今政治への不信感がピークに来ている事を松山に帰る度にひしひしと感じる。斡旋利得罪の私設秘書等への適用拡大、公設秘書給与の総枠制導入、行政執行への政治家の関与ルール確立など、速やかに答えを出さねばならない事が沢山ある。せっかく小泉首相登場で国民が政治に対する関心と理解を示し始めてくれていたのに、政治不信を招く事態が続き、悔しくてならない。経済がここまで行き詰まっているのに、不良債権問題処理の中途半端さを含め、今の政治にはスピードと真剣さが欠けている。一刻も早く政治に対する信頼を取り戻し、国民生活現場の切迫感に応えるのが政治の責任だ。このどん底から這い上がるべく、あきらめずに皆で努力を続けていきたい。
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