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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2018/01/01(月) NO.812号 

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。
 
 平成30年の新春をお健やかにお迎えのことと、謹んでお慶び申し上げます。旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
 
 昨年は8月3日まで約3年間にわたり、厚生労働大臣として数々の改革に取り組ませて頂きました。また、秋の総選挙では皆様の温かいご支援のお陰さまで、9回目の国政に送り出して頂きました。日本が大事な曲がり角にある中、今後も変わらずご支援、ご指導賜りますよう、心よりお願い申し上げる次第です。
 
 私は昨年の総選挙で、「安心をかたちに。〜超長寿時代の幸せ戦略〜」をキャッチフレーズに闘わせて頂きました。これは内外に共通した私の思いです。外交ではトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」、イギリスのEU離脱、中国の事実上の「チャイナ・ファースト」、ドイツやイギリスの政権政党過半数割れ等の中で、6年目となる安倍政権は主要国では唯一の安定した長期政権として、世界平和貢献の重責を担いつつあります。
 
 また人生が80年時代から100年時代になろうとする中、内政では私たちの暮らしを守ることこそ何よりも重要です。安倍政権が一億総活躍社会作りでも取り組んできたように、皆がより健康に、そして、より国民負担が重くならないようにする中で、一億人が、一億通りの生き方、働き方ができるよう、法律や制度、さらには、社会の在り方を変えていかなければなりません。このような日本を作るために、今年も全力を尽くして参る決意です。
 
 新たな仕事として私は、自民党税制調査会のインナーメンバーに初めて加えて頂いたのに加え、「データヘルス推進特命委員会」を政務調査会に作って頂き、私自身、委員長を務めることとなりました。本特命委員会では、「すべての国民がより健康に、そしてより持続可能な保健医療制度の構築」を目指し、ICTをフル活用したデータヘルスのメリットを国民にしっかりお届けしたいと思います。また、「党・政治制度改革実行本部」の本部長も務めることとなりました。自民党が国民の期待に応え、供給サイドだけでなく需要サイドの声もしっかり聞ける政党に脱皮できるよう、党改革に取り組んで参ります。
 
 さらに、厚労大臣の際、二度全会一致で抜本改正した「改正児童福祉法」で明定された、「子どもの権利」や子どもの「家庭養育優先原則」を着実に実現する体制を作るため、「児童の養護と未来を考える議員連盟」会長として全力投球して参るほか、ライフワークである、真に強い日本経済、産業、企業を作るための改革にも、引き続き全力を尽くしたいと思います。
 
 内外に課題は山積していますが、本年も皆様のお声にしっかり耳を傾け、一層丁寧かつ謙虚な対話を通じて、政治家としての使命を全うする決意を新たにしております。引き続き皆様の格別のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして実り豊かな一年となることを、心よりお祈り致します。
  
                      衆議院議員 塩崎 恭久