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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2004/06/12(土) NO.352号 

飛び交うホタルと満天の星に感激!

 ここ数年、友人ご夫妻と私たち夫婦が毎年通っているホタルの里に赴く。伊予郡広田村高市だ。砥部焼で知られる砥部町で友人ご夫妻と仲間と合流、3台の車で高市に向かう。上浮穴郡小田町を抜け、いよいよドキドキしながら高市に入る。

 いた!ホタルがポツポツ杉林を飛んでいる。今日は高市の「ホタル祭り」。さらに車を走らせて坂を登り、素朴なテントの出店がある所まで来る。例年より少し川下だ。少し歩いて小川の上の落っこちそうになる程狭い橋まで行くと、真っ暗な中をたくさんのホタルが飛び交っている。幻想的。そして上を見上げると、一面に星、星、星。感激!河鹿(カジカガエル)の声も聞こえる。近くまで来るホタルは簡単に捕まり、私たちの手のひらの上で健気に、一生懸命光っていた。そしていつもご一緒する広田村の造り酒屋のご主人によれば、年に一回だけ、夜2時頃、何百というホタルが一斉に山の斜面を飛びながら登っていく、と言う。何と神秘的なのだろうか。

 ホタル祭りを仕切る、高市の「くぬぎの会」の皆さんの打ち上げに顔を出してみる。元気な仲間だ。中心人物の一人の奥様は、「やり投げ日本一」になった女性だそうだ。広田村名物のお豆腐作りを活かした「おからクッキー」を一袋頂いた。香ばしくて美味しかった。

 小川の葦の藪や川の中の岩を大切にしないとホタルはいなくなる、と「くぬぎの会」の皆さんは、この美しい自然を守るべく、こだわりの活動を続けているようだ。また来年も妻ともども来ますね、皆さん。

 松山に10時頃戻り、皆で友人の行きつけのお好み焼き屋さんで楽しく食事。
友人のご近所の皆さんとも合流し、記念撮影。

 今日は命の洗濯だった。