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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2004/01/17(土) NO.337号 

愛媛FCも参加、賑やかに新春の集い

 恒例である後援会主催の新春の集いが松山で開催され、1300人近くの方のご参加を得て、賑やかな会となった。感謝です。今回は、今年数え年で米寿を迎える父塩崎潤にお祝いの花束贈呈があり、父も久し振りに壇上での挨拶に立った。また、例年東京から招請していた国会議員の来賓をやめ、代わって、総選挙時に触れ合いがあり、昨年堂々のサッカーJFL第3位となった「愛媛FC」の石橋総監督以下チーム全員が参加、壇上にユニフォーム姿で立ってくださった。圧巻!!。今年こそ愛媛から初のJリーグ入りを目指してがんばって欲しい。我々も精一杯応援しよう。

 私の挨拶のポイントは以下の通り。

 まず、現在のいわゆる「景気回復」は、あくまでも「輸出関連製造業中心、大企業中心」。松山の中心部にあった映画館「シネマサンシャイン」の跡地が青空駐車場のままであることに象徴されるように、地方経済、中小企業を含めて日本経済の体力の疲弊はかなり深刻と考えるべき。いわば、「戦争なき焼け野原」だ。今こそ「官」も「民」もそして何よりも「政治」が、真の競争力回復に向け、手を緩めることなく必要な改革政策を打ち続けなければならない。
 その際の柱は、まず第一に「人づくり」。学校だけでない広い意味での教育力の回復だろう。そして第二に海外からの対内直接投資や人をもっと受け入れる「懐の深い、開かれた国づくり」を行うことだ。
 一人一人は優秀な日本人だが、その力を纏め上げて発揮させられなくなって久しい。その根本は人の能力を的確に評価しなくなったからではないか。日本人であろうと、外国人であろうと、才能や能力をきちんと評価され、結果が出せる国だ、と認識されれば、有能かつ仕事を作り出せる人が日本にドンドン集まってこよう。日本で働くと楽しい、心が満たされる、そして儲かる、食べ物も美味しい、子供も楽しめる、そんな国に作り直さねばならない。日本への直接投資残高は、中国の7分の1、また排他的といわれるフランスの6分の1しかない。その理由を良く考え、実行に移すことだ。これは国の形にも関わることだ。

 昨日、陸上自衛隊の先遣隊が日本を発った。いろいろな議論が行われているが、唱えるだけでは平和や安全は実現しない。最も大事なことは、いかにしてイラク国内の安定を確保するかだ。テロ、というが、特殊な人が特別なことをしているのではなく、イラク社会の抱えた根深い問題に苦しむイラク国民の発している警告、と理解すべきケースが多いように思う。となれば、その根本原因への対応策及びその実施の国際的枠組み、イラク人による現地の実施体制の早期構築こそが重要だろう。サマワ周辺での失業対策も大切だが、イラク全土で若者の学校への復帰政策、雇用創出、職業訓練を行わないと、20歳代、30歳代の人口が多いこの国に安定は来ない。もちろん、水、電力、道路などのライフライン対策は重要だ。日本はこうした総合戦略策定、実施体制作りにも骨を折るべきではないか。

 同様に、年金・医療・福祉等においても、「助けられることだけでは社会保障は成り立たない」ことを踏まえた、制度論を含めた抜本的な議論が必要だ。年末の年金論議で、国民の年金不安が解消した、とは到底いえない。今年は介護保険導入後5年目の見直しの年でもある。

 世界も日本も急速に変化しつつあり、国内の様々な入れ物が現実の日本の形に合わなくなり、いろいろなものがうまく収まりきらなくなってきている。今こそ皆で力を合わせ、支え合い、守り合う「新しい社会の仕組みづくり」、「新しい国づくり」に向け、一人一人が心を開いて語り合う時ではないか。私も、昨年出版した「日本復活」で記した若き時の心や政治への初志を大切にしながら、本年もがんばって参りたい。

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