2004/04/19(月) NO.346号
何と日本の聾学校では手話教育をやっていない!
3月末に自民党本部でNPO・NGOの皆さんとシンポジウムを開催したが、その際参加して下さり、すぐに私にメールを送って頂いた、NPOバイリンガルろう教育センター「龍の子学園」のスタッフの方が、私のお願いを聞いて下さり、議員会館の私を訪ねて下さった。
恥ずかしいことだが、何と日本の聾学校では手話教育をやってきていない、ということを初めて知った。聾、といえば手話がコミュニケーション手段、というのが一般的な認識で、私の新年会等大きな行事の際でも必ず手話通訳者をお願いしているが、日本の公教育の場では手話は使っていない、という。驚くべき事だ。
龍の子学園が日本で唯一「日本手話」と「日本語」のバイリンガル教育を行っている、という。これまでは音声言語である「口話」、すなわち読唇術に近い方法だけで教育を行っていたそうだが、聞こえない子供に音を中心とする口話を強いてきているため、意思疎通の齟齬や学力の伸び悩みなど問題が多かったようだ。そして、このNPOは今、都内の区立小学校の廃校舎を利用して、NPO立の学校設立を試みている。だが全国から子供さんが来るなら、区民ではないので利用はだめ、などとつまらない理由や、手話教育を公教育に入れようとしない文部科学省の古い考えの前に、ご苦労されているようだ。これは応援しないといけない。
恥ずかしいことだが、何と日本の聾学校では手話教育をやってきていない、ということを初めて知った。聾、といえば手話がコミュニケーション手段、というのが一般的な認識で、私の新年会等大きな行事の際でも必ず手話通訳者をお願いしているが、日本の公教育の場では手話は使っていない、という。驚くべき事だ。
龍の子学園が日本で唯一「日本手話」と「日本語」のバイリンガル教育を行っている、という。これまでは音声言語である「口話」、すなわち読唇術に近い方法だけで教育を行っていたそうだが、聞こえない子供に音を中心とする口話を強いてきているため、意思疎通の齟齬や学力の伸び悩みなど問題が多かったようだ。そして、このNPOは今、都内の区立小学校の廃校舎を利用して、NPO立の学校設立を試みている。だが全国から子供さんが来るなら、区民ではないので利用はだめ、などとつまらない理由や、手話教育を公教育に入れようとしない文部科学省の古い考えの前に、ご苦労されているようだ。これは応援しないといけない。
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